【SEO】ビックワードとロングテールワード

2022年4月1日コンテンツSEO,キーワード選定

検索エンジン上の「キーワード」について

今回は「ビッグワードとロングテールワード」について書かせていただきます。
これらはリスティング広告でも耳にするワードですね。

ビックワードとは

ビックワードとは、「検索数の多いキーワード」のことです。
例えば「太陽光発電」「キャンプ」など、一般的に様々なユーザーが検索することが予想されるワードです。

ロングテールワードとは

それとは反対に、複数のワードの組み合わせによる複合ワードや、一部の人しか検索しないような検索ボリュームが少ないワードをロングテールワードと呼びます。
例えば「太陽光発電 広島」「キャンプ 富山」等が挙げられます。

ビックとロング、自分のサイトに合った2つの使い方

ビックワードを対策することで沢山のアクセス数を稼ぐ事が可能ですが、ロングテールワードを対策することで、より「お問い合わせ」や「購入」などのコンバージョンにつながりやすいユーザーを集客することが可能です。

例えば、渋谷区の賃貸事務所物件を多く取り扱っているサイトを運営しており、渋谷区の賃貸事務所物件に関する「お問い合わせ」を集めたいとします。
この場合、「賃貸事務所」と検索するユーザーより、「賃貸事務所 渋谷 駅近」と検索するユーザーのほうが「お問い合わせ」につながりやすそうですよね。
ただ、「賃貸事務所」と検索するユーザーのほうが、「賃貸事務所 渋谷 駅近」と検索するユーザーより格段に多いため、どちらで対策するかは検討が必要です。

今自分のサイトが、どんなユーザーをどのくらい集めたいのか、また、その対策にかかる費用や時間をふまえて、キーワードを選ぶとよいでしょう。

キーワードの検索ボリュームを調べるには

ちなみに一ヶ月に各キーワードを検索するユーザーがどのくらいいるのかを調べるには以下のようなツールがあります。

Google AdWords キーワードプランナー

URL:https://adwords.google.com/
※Google AdWordsを使用する際はGoogleアカウントが必要です。
このなかの「キーワードプランナー」という機能を活用するとよいでしょう。

  1. トップページの上部のタブの「ツールと分析」をクリック
  2. 「キーワードプランナー」をクリック
  3. 日本国内での検索ボリュームを調べるには地域と言語を日本語にし、SEO施策のキーワードを入力し「検索」をクリック
  4. 「キーワード候補」タブをクリックすると、完全一致検索の検索ボリュームが表示されます。

Yahoo!プロモーション広告

URL:http://promotionalads.yahoo.co.jp/
こちらは残念ながら無料では使えません。アカウント開設時に費用がかかります。しかし、Googleキーワードプランナーの結果とはまた違った視点で確認できるうえ、、Google AdWordsの結果と比較することでGoogleユーザーとYahoo!ユーザーの傾向の違いも把握できます。より精度を高めた検索ボリュームの確認を行ううえでは両方でチェックすることをおすすめします。

SEO会社に依頼するときのポイント

SEO会社に依頼する際は、何が目的で、それをどう達成したいかをより具体的に共有することをおすすめします。
例えば、以下のようなポイントを意識してお話してみると良いかもしれません。

  1. 自社サイトが何を目的としているのか(「渋谷区の賃貸物件へのお問い合わせ」を増やしたい。「サイト内でのお店の予約」を増やしたい等)
  2. 期限はどのくらいか(3ヶ月以内に集客を伸ばしたい)
  3. どのくらい予算をかけれるのか。(月にかけれる予算は10万まで)

また、実際にその対策ワードで集客したユーザーを受けるページの整備もSEO対策において必須です。よって業者に頼む際は内部対策の修正指示まできちんと行ってくれるのか事前に確認しておくとよいでしょう。

まとめ

キーワード選定はSEO対策の最初の段階で非常に重要な作業でこれによってサイトへのアクセス数やコンバージョン数に大きく影響しますので、慎重に選ぶようにしましょう。