やってはいけないSEOスパム行為に注意

2022年3月1日ペナルティ,被リンク

スパム行為とはどのようなものかご存知ですか?過剰なSEO施策でスパム認定されてしまうとペナルティの可能性もあります。この記事では、検索エンジンスパム行為とはどのようなものか解説しています。

スパム行為はダメ、ゼッタイ

スパム行為って何・・・? それは、Googleの検索エンジンで上位表示させるためにわざと作為的な行為を行ったり、不正な行為をしたりすることです。Googleにガイドラインインに反したスパムをしたとみなされた場合、ペナルティの対象になる可能性もあるのでどのような行為がスパムとされるのかWEB担当者やサイト運営者はしっかり把握しておく必要があります。
●SEO対策ってスパム行為じゃないの?
スパム行為の解説に入る前に、検索エンジンで上位を目指す作為的な行為がスパム行為であるならば、SEO対策は全てスパム行為に当たるのではないか?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、適切なSEO対策はGooglebotにもユーザーにも分かりやすく、適切な情報を届ける為のものなので、GoogleはSEO対策やSEO業者の利用自体は否定していません。

SEO サービスの利用を検討している場合は、早い段階で導入することをおすすめします。最適なタイミングは、サイトを再構築するときや新しいサイトを開設するときです。

内容詳細はこちらをご覧ください。(Google公式セントラル:SEOが必要な場合には

どんな行為がスパム行為なのか

それではGoogleが違反とするスパム行為は具体的にどのようなものなのか内部要因と外部要因に分けてそれぞれ詳しく解説して行きます。

内部要因のスパム行為

・クローキング
普通のユーザー向けのページとGoogleのクローラー向けにそれぞれ別のページを作成し、自動的に振り分けます。それぞれに特化したページにすることで検索順位を上げようとするのが目的です。例えば、ユーザー向けには、画像をたくさん使って、SEOを意識することなく、問い合わせや来訪者が増えるよう作ります。一方でクローラー向けには、キーワードをふんだんに用いて、クローラーが見るだけでよいサイトを作るのです。このように2つのページを用意し、ユーザーとクローラーを振り分けてしまうのはルール違反です。

・不正なリダイレクト
これは、metaタグやrefreshを悪質に使ったスパム行為です。サイトの移転をする際、移転前のサイトに「引っ越ししました!新url:http://○○…」や「移転しました。●○秒後に移動します」なんていうのを見たことがありませんか?正しく引っ越しを行えばよいのですが、スパム行為として見なされてしまう場合があります。 対策の説明の前に、不正なリダイレクトの仕組みを解説します。
―不正なリダイレクトの仕組み
先ほどのクローキングと同じく、SEO対策用のページとユーザー用のページを用意して、SEO対策用ページからユーザー用ページにリダイレクトをかけます。そして、0秒後に自動的に移転などと設定すると、ユーザーにほぼSEO対策用ページを見せること無く、ユーザー用のページに移動させることが可能です。反対にクローラーには、ユーザー用ページへのリンクにnofollowというクローラーが巡回するのを断るタグを入れるなどしてブロックをします。そうすることでクローラーは延々とSEO対策用ページだけを認識し、結果として検索上位表示してしまう可能性があるのです。 このような不正なリダイレクトと間違って認識されないように、ページからページの転送時間を10秒ほど設ける、旧ページに新ページのURLを明記する必要があります。

・キーワードスタッフィング
簡単にいうと、上位表示させたいキーワードを多く埋め込むことです。
例えば、
・ウェブページのソースコードの中にキーワードを入れる(metaタグやtitleタグの中など)
・ページの下部に小さく表示 ・画像のalt内に不自然に入れる などユーザーには見えづらい
・見えない部分に無理矢理キーワードを詰め込むのです。 このような単純な手は今のアルゴリズムには通用しないのでやめましょう。

・隠しリンク、隠し文字
そのままですね。背景と同じ文字色のテキストやリンクにしたり、ユーザーに見えないソースコード内に入れたり、文字をとても小さくしてみたり…。いずれもクローラーに読ませてユーザーには読ませないという仕組みのものです。 隠しリンクの実例として、ある会社ではこんなこともあったようです。 ホームページのカウンター(訪問者をカウントし、表示してくれるもの)にSEO対策をしたいサイトのURLを忍ばせ、無料配布。それを知らずに使った人のサイトから自動的にリンクが貼られ、リンクを集める。(しかしユーザーには見えません) これはかなり悪質な隠しリンクとして、SEO対策をされていたサイトさんはかなり重いペナルティを受けたようです。

・重複コンテンツ
名前の通り、同じ内容のコンテンツが2つ以上あることです。悪気なくしてしまっている可能性も高いので以下の例に心当たりがないか確認してみてください。
(例1)サイト内のコンテンツをコツコツ作成→知らず知らずのうちに同じような内容の記事がいくつも存在している場合
(例2)パンに特化したブログでクロワッサンの説明が必要な時には過去のクロワッサンの説明をそのままコピーしているというように、定型の説明文を使いまわしている場合
また、自分が知らず知らずの重複コンテンツの作成してしまうこととは別に、他者に別サイト(外部サイト)で重複コンテンツを作られてしまう場合があります。 弊社でも実際にあったことなのですが、制御できない外部サイトにコンテンツをコピーされたことがありました。 コピーした外部サイトのほうがドメインパワー等強い場合、外部サイトが本物で正しい自サイトのほうが偽物扱いされてしまう被害もよくあります。そういうのは、外部サイトが行ったスパム行為です。

最新傾向:商品関連のリンクに対する取り締まりを強化?
また最近行われたリンクスパムアップデートでは、アフィリエイトリンクやスポンサー付きのゲスト投稿(PR投稿)のリンクに対し、適切なアンカーリンクの使用や、rel = “sponsored”の記述の推奨をしています。今後このような商品関連に関するスパムに関する取り締まりも厳しくされていくことが予想されます。リンクスパム詳細記事へ

外部要因のスパム行為

・ドアウェイページ
メインのサイトに誘導するために、誘導したいキーワードごとに個別でページを作成することです。地域名を入れると上位に表示されやすいジャンルなどで、ページごとに地名だけを変えて、他の内容は全て同じ場合などが例に当たります。多くの場合、誘導するだけのページになるので、コンテンツ内容が充実していなかったり、キーワードの埋め込みが多くあったり、内容の薄いページになりがちなので、Googleからもスパム行為として認識されやすいです。

・リンクファーム
リンクファームとは、お互いのページランクやSEOの効果を高めるために不自然な相互リンク(大量に人工的なリンクを)を行っているサイトです。これは、外部リンク対策を利用したものです。リンクファームには、有料の審査をして登録されるディレクトリ型サーチや、相互リンク専用サイトなども含まれる可能性があります。 こういったサイトとの相互リンクがあったとしても、人工的に作られたリンク=不自然なリンクだと見なされ、不利になるだけです。外部のリンクパワーがほしいからといって、こういったサイトに登録してしまうことは非常に危険です。相互リンクのメリットやデメリット、正しい活用法はこちらの記事でまとめているので参考にしてください。(相互リンクとは

コメントスパムとトラックスパム
他人のブログサイトコメント欄などにURLを書き込み、被リンクを無理矢理得ようとする行為です。これはプログラムで書き込まれることが多いですが、近年ではブログ自体にスパム対策機能が付くようになってからは被害が少なくなってきたようです。 自分で大量にURLを貼り付けに行く行為はもってのほかですが、貼られる側の被害にあわ内容に、ブログなどにスパム対策機能がある場合には活用しましょう。

悪質なスパム行為とGoogleの攻防が続く中、今後はどうなる?

これまで解説してきたように、Googleは悪質なスパム行為の取り締まりを続けています。

これまでのGoogleのアップデートとスパム行為に対する対応
過去Googleはパンダアップデートとペンギンアップデートと名前を冠したアップデートで、それぞれ内部のマイナス要素に対する評価と、外部のマイナス要素に対する評価をし、悪質なスパム行為に対してはペナルティを課す対応をしてきました。このようなアップデートの時は、外部・内部のどちらかに問題があれば、その時の評価で順位が落ち、逆に自分のサイトが上がれば、どこか別の上位サイトの評価が下がったと、順位の上昇下降の原因が少なくとも内部要因なのか外部要因なのかは、アップデート発動時にパンダかペンギンか明確に公表されていたため、比較的特定が容易でした。しかし現在は、パンダアップデートもペンギンアップデートもコアアップデートに吸収されています。そして現在のコアアップデートでは、様々なアップデートの評価が統合されており、更にその内容自体も公表されていない事が多いため、上位サイトの評価が下がったのか、自社のサイトが評価されたのか、それはどの部分なのかなどの分析がより難しくなっています。分析をするためには、自社分析だけでなく、競合の変動状況と相対的に比較し傾向をみたりしながら、仮説を立てていく必要があります。

パンダアップデート・・・サイトの内部要因、主にコンテンツの品質について評価するアップデート。そのため内部要因のスパム行為で解説したような行為をしているサイトは順位が下がりました。
ペンギンアップデート・・・サイトの外部要因に対する評価をするアップデート。外部要因のスパム行為で解説したような行為をしているサイトは順位が下がりました。 (パンダアップデートやペンギンアップデートの詳細やアップデートの過去の歴史が詳しく知りたい方はこちらの記事を参照ください。Googleアップデートの歴史記事へ)

まとめ

スパム行為はどのようなものかこの記事をご覧いただいた皆様には理解していただけたでしょうか。悪気はなくとも上記で示した行為をしてしまっている場合はスパム行為と認識され、ペナルティが課されてしまう可能性があるので、心当たりがあった方はサイトの見直しをしてみてくださいね。 2020年のGoogleの検索スパム対策に関する発表では、AIを活用したスパム対策の自動システムのおかげで、検索を行うユーザーの99%以上がスパム表示から解放されたと述べられています。しかし、そのような中でもスパムアップデートやリンクスパムアップデートが2021年7月に立て続けに行われたことから分かるように、スパムに関するアルゴリズムの改善は今もなお日々続けられています。小手先のスパム行為が通用しなくなっても新たな抜け道を探す人はいるのでGoogleとのイタチごっこは今後も続いていくでしょう。真っ当にSEO対策をする側は、悪質な行為と勘違いされないように今後もGoogleの発表に細かく目を向け、サイトのあり方を修正していく必要がありそうです。

SEO STYLEでは今回のような解説記事を随時更新していきますので、ご活用ください!

また、今のサイト状態がスパム行為に当たらないか不安、施策が良いのか悪いのか確認してほしいというご要望にもお答えした、サイト診断も行なっていますのでお気軽にお問い合わせください。<無料サイト簡易診断へ