【必見!】これだけは知っておきたいライティング術 ”第3回リサーチについて”

2022年2月8日マーケティング,初心者向け,キーワード,ユーザビリティ

前回はライティングのプロセスについて説明しましたが、つぎは実際ライティングを行う際にポイントとなる取り組みについて解説していきたいと思います。

突然ですがみなさん料理はしますか?料理をするとき、誰のために、どのようなものを作るか、それに必要な材料はなにかと色々考えを巡らせますよね?
料理だけではなく、何かを作るとき私達は常にこのような考え方をしているのですが、こういった考えこそライティングに必要な要素なのです!

ゴールは何なのか、誰のためなのかを理解し、実際ライティングに取り組む。
そのプロセスのポイントとなる要素を解説していきたいと思います。

以下がそのポイントとなります。

  • 充分なリサーチを行う
  • インタビューを行う
  • ユーザーを理解したうえでトピックを取り上げる
  • ミッションステートメントを書く

上記の取り組みを行えば、読者がしりたいこと、自分自身が伝えたいことをうまく言葉にできるようになるでしょう。
全て説明するとページが足りなくなってしまうので、今回は「充分なリサーチを行う」このポイントにフォーカスして解説していきたいと思います。

detective

充分なリサーチを行う

良いコンテンツが自然に生まれてくることはありません。それ相応の時間をかけることが必要です。
ライティングの工程はいたってシンプルです。
リサーチを行い、良い内容を考え、それを文章にし発信するのですが、意味のある考えや思いを言葉にするのはとても難しいものです。誰が読むのかわからなければなおさらですね。

そこで事前のリサーチを行うことはライターにとってとても重要になります。
次のことを意識し実行すればライティングを行ううえで役立つかもしれません。

  1. テーマを決めテーマを理解する。
  2. ゴールとミッションをハッキリさせる。
  3. 読者の立場でものを考え、その期待に応える。
  4. どのように読者に訴えかけるか決める(スタイル・言い回し等)

こうしたことが決まるまで、最初の段階では特にですが、何度もインタビューしたり、みんなで話あったりする必要があります。

よく調べる

先ずはテーマについてよく知ることが大事です。
気づいたことがあったらメモを取り、テーマのことだけに集中してくださ。
特定の事柄について深く掘り下げたり、メンバーの要望を理解するために詳しく話を聞いたりしなければならない場合もあるでしょう。
自分の得意分野について書くならば、何故自分は得意なのか、なぜ自分にとって大切なのか、読者にどう役立つのかを考えてください。
商品について書くのならば、詳しい専門家に話を聞き、読者にとってなにが必要な情報なのか突き止めるのです!
また同じテーマに関する競合の意見も調べてみましょう。
どんな言い回しで、どんな情報を提供し、どんな結論を発信しているのか。
自社で差別化できるポイントはあるか?
リサーチしながら効果的なものとそうでないものを比較検討してみてください。
必ずヒントが隠されているはずです。

ゴールをハッキリさせる

人生でもライティングでも、何よりも大切なのはゴールを決めることです!
取り上げるテーマが自分にとって、読者にとって、どんな意味を持っているのかを考えてください。
本当に人々が求めているものを明確にし、そこに向かって突き進むのです。
またサイトを訪れるユーザーにどんな行動をとってもらいたいかを自覚することも必要です。
ユーザーに知識を学んでもらいたいのですか?それとも決断を促すための安心感を与えたいですか?
ユーザーが必要としていることと、自分自身が訪問者に望むことを把握することができれば、優先順位をつけ、余計なものを省くことができるようになります。ライターが書くコンテンツはビジネスにもユーザーにも有益なものでなくてはなりません。
書き始める時はビジネスのゴール、ならびに読者のゴールを常に念頭に置きましょう。

まとめ

リサーチは時間がかかりますが、大きな視野でゴールを考えることもでき、ライティングのプロセスを早めてくれます。
ライティングの土台となり、頭をせいりすることができるからです。
ユーザー調査や総合的な立案に半年も費やす必要はありませんが、どんなアイデアであれ、自分がしたいことを把握し、常に先を見据え、問いかけ、人々をどの方向に導きたいかをじっくりと考えてください。
それこそが出発点であり最も大事なことなのです。

次回はインタビューについて解説したいと思います!ご期待ください!

関連リンク

  1. 第1回「ライティングについて」
  2. 第2回「ライティングプロセス」
  3. 第3回「リサーチについて」